2021年 現代の名工 太田哲三

現代の名工表彰に寄せて

窯業学校を卒業後、父の元で陶工の修行をはじめ、独立して50余年が経ちました。

今回の表彰は、家族をはじめこれまで支援して下さった多くの方々、所縁の深い皆さまお一人おひとりのおかげと心より感謝しています。作陶を続けてきて本当に良かったと思います。

今後も、先人がつないでくれた伝統ある小石原焼を守っていきます。
そして、志を同じくする若い方々に必要とされるのであれば、この道を共に歩んで行けたらと願っています。

太田哲三

今回、「現代の名工」受章に際して自身の歩みや、作陶の生き甲斐となった所縁の深い皆さまとの思い出をご紹介させていただきます。

1972年頃、太田熊雄製陶所(朝倉郡東峰村)での修行時代。多くの陶工見習いとともにロクロに向かう。22才頃。
1972年頃、太田熊雄製陶所での修行時代。22才頃。
1975年、修業時代にロクロに向かう父・熊雄とともに
1977年、27歳のとき自身初の入選作(日本民藝館展「奨励賞」)となった作品が、月刊誌『民藝』(日本民藝協会発行)の昭和52年12月号に掲載
1980年頃。師である父・熊雄の作陶中に(太田哲三撮影)
1980年頃、「いずも手仕事市」(島根県出雲市)にて1
1980年頃、「いずも手仕事市」(島根県出雲市)にて2
1980年頃。「鎌倉・もやい工藝」(神奈川県鎌倉市鎌倉市)にて
1990年。弊窯の登り窯にて窯焚き作業中。
1998年頃。出西窯(島根県出雲市)を訪ねて
1998年頃、温泉津焼 森山窯(島根県江津市)にて1
1998年頃、温泉津焼 森山窯(島根県江津市)にて2
1998年、布志名焼 船木窯(島根県松江市)の窯元・船木研児氏とともに
2000年、気温の高い夏季における窯出し作業。弊窯にて。
2000年頃の作陶風景
2000年頃。佳樹舎・和紙文庫(富山県富山市)にて
2001年、日本民藝館展奨励賞を受章。日本を代表するインダストリアルデザイナーの柳宗理氏から賞状を授与
2002年、東京民藝館(東京都目黒区)で開催された新作展受賞式にて
2005年、因州・中井窯(鳥取県鳥取市)にて
2010年頃、弊窯の展示室にて
2010年頃。『陶器を創る人々』など民藝運動の現場を記録するカナダの映画監督 Marty・Gross氏(マーティー・グロス)の作品に出演。小石原の自宅にてMarty氏とともに
2015年、福岡県のインテリアショップ D&DEPARTMENT FUKUOKA(福岡市博多区)のワークショップにて指導を行った際の1コマ
2015年、布志名焼 湯町窯(島根県松江市)にて